GenScriptは下記以外にも,多様な合成ペプチドの修飾を承ります。詳細はお問い合わせ下さい。
1. リン酸化
リン酸化ペプチドの応用はリン酸化がペプチドとタンパク質構造への影響及びプロテインキナーゼを介した調節プロセスの解明に役立ちます。GenScript社はすでにセリン、スレオニン、チロシンを含んだ数多いリン酸化ペプチドを合成しました。一つあるいはそれ以上のヒドロキシ酸を含んだペプチドを合成するための選択的リン酸化はオルソゴナル・プロテクション(orthogonal protection)あるいはFmoc保護したアミノ酸により実現されます。
2. MAP応用
高力価の抗ペプチド抗体や合成ペプチドワクチンを作る際、多抗原性ペプチド(MAP)が有効な手段として使われています。このシステムはリジン(lysine)の-と-アミノ基でバックボーンを形成し、複数のペプチド鎖が結合するようにしています。リジンの数により合成されるペプチドの分枝の数が違ってきます。この方法を使用すれば、抗原をタンバク質にコンジュゲートする必要が無くなります。
3. KLH、BSAとOVAコンジュゲーション
ペプチドは小さいためそれ自身が免疫反応を誘導することは通常難しいです。その問題を解決するため、免疫感作を行う際にはウシ血清アルブミン(BSA)、オボアルブミン(OVA) 、スカシ貝ヘモシアニン(KLH)などの大きいキャリアータンパク質とコンジュゲーションします。KLHの利点の一つは、ブロッキング剤として用いられることがないのでELISAまたは western blottingに影響を及ばさないことです。コンジュゲーションの一つの方法としてはマレイミド法(maleimide method)で、ペプチドのシステイン残基をキャリアタンバクに結合させる方法です。マレイミド法でコンジュゲーションする際には、ペプチドのN-またはC-末端にシステインの残基を一つ追加されます。
ご注意:KLHは大きい(MW = 4*105 から 1*107) 凝集タンバク質です。その大きさと構造により、水に溶けにくく、溶液または混合物が白く濁る場合がありますが、免疫原性には影響しませんのでそのまま使用しても問題ありません。
4. アミド化およびアセチル化
ペプチドがタンバク質の内部配列由来の場合、末端のアミド化(C端)またはアセチル化(N端)により天然タンパク質の立体構造を模倣することができます。また、これらの修飾はペプチドを安定させ、エクソペプチダーゼ(exopeptidases)による分解を受けにくくなります。
5. ビオチンとFITCコンジュゲーション
フルオレセインイソチオシアネート(Fluorescein isothiocyanate;FITC)は活性化前駆体で、蛍光標識に使われています。効果的なN末端標識を行なうために、フルオロフォア(fluoroscein)とペプチドのN末端の間にアミノヘキサノイル(NH2-CH2-CH2-CH2-CH2-CH2-COOH)をスペーサとして挿入します。
C末端ビオチン標識の場合、ペプチドのC末端に一つのリジン残基を加え、リジンの側鎖にビオチンがアミド結合します。その後リジンの正電荷を取り除きます。
納品項目:
ご希望配列、合成量と精製純度の凍結乾燥したペプチドを品質管理報告書と一緒に納品します。ペプチド合成のあらゆる段階は徹底した品質管理のもとで行なわれています。
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